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博多もつ鍋

牛もつとキャベツやニラを使った博多もつ鍋を上から見た様子

博多もつ鍋(はかたもつなべ)

博多グルメを語る上で欠かせない存在が「もつ鍋」です。ぷりっとした牛もつの旨みが、にんにくと野菜の甘みとともにじんわりと溶け込んだスープは、他の地域ではなかなか味わえない深いコクと力強さを持っています。飾らず、気取らず、けれどどこか華やか。博多という街の人柄をそのまま表しているような料理です。

シンプルだからこそ素材が命

もつ鍋の魅力はなんといっても「素材の力」。新鮮な牛の小腸は、脂が甘くやわらかで、
噛むほどにうま味が広がります。スープは醤油ベースや味噌ベースなどがありますが、
博多ではにんにくの香りがきいた醤油ベースが伝統的。キャベツやニラなどの野菜と一緒に煮込むことで、
味に奥行きが生まれ、身体の芯から温まる優しい味わいになります。

シメまで楽しむのが博多流

もつ鍋の楽しみは「煮込んで終わり」ではありません。もつと野菜の旨みを吸ったスープに、
ちゃんぽん麺やご飯を入れてシメることで、最後まで余すことなく味を楽しめます。
地元の人たちは、このシメこそが“本番”だと言うほどです。

ベイサイドからのおすすめ訪問時間

市場散策のあと、夕暮れ時に立ち寄ると、湯気と香りが食欲をそそる時間帯。
落ち着いた照明の中で鍋を囲めば、旅の一日がほどよく締まります。

アクセス

博多駅、中洲川端エリアには専門店が多くあります。
ベイサイドエリアからはバスまたはタクシーで約10〜15分ほど。
週末は混雑するため、予約がおすすめです。

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